上映会のお知らせ in 守山
ギリギリのお知らせとなってしまいましたが、上映会のご案内です。
今回は映画の舞台となった、滋賀県守山市での上映会です。
皆様お誘い合わせの上、お越し下さいね!
守山上映会
<日時> 9月4日(日)
開場 13:30
上映開始 14:00〜
<場所> 守山市生涯学習・教育支援センター(エルセンター)大ホールA+B
守山駅から徒歩12分
〒524-0041 守山市勝部三丁目9番1号
<上映時間> 65分
<参加協力費> 500円
<主催> 映画『Report びわ湖・赤野井湾 2015』守山上映実行委員会
・田中善秋(玉津小津漁業組合長)
・川那辺重次(新守山川を美しくする会)
・北田俊夫(伊勢遺跡保存会会長)
・中明子(NPO法人 びわ湖豊穣の郷事務局長)
・阿部滋信
・関民夫
・西山佳子
(順不同)
※駐車スペースに限りがあります。
自家用車でご来場の節は出来るだけ乗り合わせてご参加ください。
応援お願いします



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上映会予定 in 大津
お待たせいたしました!
大津での上映会のお知らせです。
『Report びわ湖・赤野井湾 2015』 上映会
―第22回びわ湖問題講演会―
<日時> 2016年4月17日(日)
第1回上映 : 午前10時~
第2回上映 : 午後3時~
<会場> 明日都浜大津4F ふれあいプラザホール
(京阪電車浜大津駅下車2分 TEL 077-527-8351)
<参加費> 500円(制作・上映協力券を発行しています)
“侵略的外来種”のオオバナミズキンバイが赤野井湾からびわ湖・南湖に広がっています。
「水草の山 死んだ漁場」(「読売」滋賀版 2015年12月3日)と報じられています。
その実態と駆除に懸命の努力を続ける漁師、住民の姿を知ってください。
“母なる湖”を守るために、琵琶湖保全再生法をどう生かしていくのか。
いっしょに考えてください。
そうした願いをこめて、『Report びわ湖・赤野井湾 2015』 を上映、意見交換もします。
ぜひお出かけください。
<主催> びわ湖の水と環境を守る会
「びわ湖の会」は、びわ湖と親しみ、びわ湖を知って、びわ湖と自然を守る市民団体です。
午後1時30分から同じ会場で会の第22回総会を開きます。
会員でない方の参加も自由。

映画解説
新年明けましておめでとうございます。
昨年ようやく完成した、記録映画「Report びわ湖・赤野井湾 2015」。
完成後もゆっくりとした足取りではありますが、
今年は上映会を少しずつ開いていく予定です。
上映会のスケジュールが決まり次第、またこちらのブログでもご紹介させていただきます!
それに伴い、上映会のチラシを作りました。
裏面に掲載した、島田耕監督による、映画解説をご紹介いたします。
<解説>
2013年秋、守山市赤野井湾にすさまじい勢いでオオバナミズキンバイが広がり始めたのでボランティアの皆さんが取り除く作業をすると知った。
私は、衝撃を受け、作業現場にスタッフの一人と撮影に駆けつけた。
赤野井湾は古くから小津袋と呼ばれ、入江がいりくみ、かつてはエリ漁などの豊かな漁場として知られていた。その入江の水面が盛り上がるようにオオバナミズキンバイが広がり、漁協の船の運航にも支障が出ていた。赤野井湾で生きてきた水生植物も圧倒され、生態系に深刻な影響が出ていた。
この日は、自治会、学生ボランティア(IVUSA)、地元企業などから数十人が参加した。この侵入植物は、生命力が強く、一節でも湖面に残すとそこからまた勢力を伸ばしていく。漁協の船溜まりに、クレーンで引き揚げ、赤野井湾漁港の堤防に広げ乾燥させて、焼却する。
2014年になって、除去に国の予算が付き、作業にはずみがついた。
原産地はアメリカ、黄色い可愛い花を咲かせるので、誰かが国外から持ち込んだようだ。この数年で急速に広がり始めていて、水生植物の専門家たちも研究に取り組んでいる。
漁協の組合員が、祖父、親から受け継いだ赤野井湾に今日も明日も出て網を入れ、もんどり漁を続けている。とても漁業だけでは生活できないが、外来魚(ブラックバスなど)を駆除し、びわ湖の固有種フナやホンモロコの稚魚を水田で育て、赤野井湾に放流する努力を続けている。
赤野井湾の水質(COD)は、県や市の調査でも、びわ湖で最もきびしい数値となっている。かつて岸辺にあったヨシ群落は消えていき、今はハスの大群落が広がっている。
守山市民は、NPO法人や自治会の努力を通じてコツコツと環境問題に取組んでいる。すると、それに応えるエピソードが生まれている。一つは、50年ほど姿を見なかった守山ゲンジボタルが復活したことである。
赤野井湾に流れ込む宝龍川の河口にシジミが戻ってきた。湾内のいくつかの砂地で確認されている。
また、野洲川が作り出した広大な三角州にある野洲市マイアミ浜では20年ほど前に絶滅したとされたタチスズシロソウが再び群生地をつくっている。今では全国最大の群生地として復活して私たちを励ましてくれている。
びわ湖の環境問題が深刻になって半世紀が過ぎた。研究者の声にあるように、直面している困難は人間に原因があるとすれば、人間がびわ湖の生態系の回復や豊かな漁場にむけて取り組むしかないのでは、の問いかけは重い。
2015年、国会で「琵琶湖再生法」が成立した。この作品を観ていただくことで、びわ湖再生への理解と関心が高まることを期待しています。2年余にわたって協力いただいたみなさんに感謝します。
(監督 島田 耕)

上映会のお申し込みにつきまして
2年におよぶ取材を経てこの夏ようやく完成した、
記録映画「Report びわ湖・赤野井湾 2015」

上映会のお問い合わせは下記へお願いいたします。
お問い合わせ先
〒520‐0513 大津市荒川459 島田 耕 気付
事務局メールアドレス
akanoi1biwako★gmail.com
(★を@に変えてご連絡ください)
Facebookページも引き続き宜しくおねがいいたします
https://www.facebook.com/biwakosaisei
↑Facebookアカウントをお持ちの方はこちらからお問い合わせいただくことも可能です。

完成試写会を行いました
ご報告が遅くなりましたが、ようやく赤野井湾の記録映画が完成いたしました。
これまで仮タイトルを「記録映画 赤野井湾から古代湖びわ湖の再生を考える」とご案内しておりましたが
正式にタイトルも決まりました。
「Report びわ湖・赤野井湾 2015」
と決まりました。皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。
映画製作にあたり、ご協力いただきました関係者の方をお招きして
本日完成試写会を行いました。
会場は守山駅近くのライズヴィル都賀山。
なんと90名近くの皆様にお集まりいただきました。
暑い中、どうもありがとうございました。
試写会の後は昼食会がありました。
乾杯のご発声は、映画にもご登場の
伊勢遺跡保存会会長・北田俊夫さんにいただきました。
島田耕監督(中央)より、
スタッフの紹介です。
「古代湖の探訪と現琵琶湖の再生」著者の吉川忠司さん(右)、
製作進行・財政担当の河野暉夫さん(左)
左から
ナレーションの竹井志織さん、
後列に
作曲・ピアノの田中優子さん、
挿絵・ますいあけみさん、
カメラマン・林耕一さん
玉津小津漁協組合長・田中善秋さんをはじめ
出演・ご協力いただいた皆さまからたくさんのご挨拶をいただきました。
ありがとうございます!
ご意見やご感想を直接いただくことができ、大変有意義な時間を過ごせました。
さて、完成したところで
今後は上映会やDVD化について計画しております。
興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞ事務局へご連絡ください。
